2000.3.2 AM
今年に入ってから、ウーのおしっこの仕方が変。ゲージから出して遊ばせる時今までは部屋の隅に大きい水溜りがひとつ出来ていたのが、そのそばに数個の小さい水溜りができる様になった。注意して観察すると、おしっこが今までのように勢いよく出ず少量づつ頼りなげに出ている。これは病院で診てもらわなければと思っていた矢先、朝起きてふとウーを見るといつものトイレポーズ。でもそのポーズのままじっとしてる。場所を変えてまた踏んばってトイレポーズを繰り返すが、うんちは出てもおしっこが一滴も出ていない!!あわてて獣医へ。抗生物質の注射をして粉薬をもらう。様子を見て、このまま尿が全く出なければ手術をするかもと言われる。
去年11月フィラリアの薬の投薬のため来院して以来の診察。ウーの皮膚のたるみに先生が絶句。予想以上にホルモン異常の症状が進んでいるらしい。 ウーの体重1.2kg。
同日 PM
やはり尿が出ず、夕方5時の診察開始を待って病院へ。
レントゲンと超音波の診断では結石は無いものの砂の可能性は否定できず。何にしても尿を採ってみないと解らないが、膀胱を押しても尿は絞れず、麻酔を掛けて作業をする事に。最悪の場合手術で膀胱を開くので、今から準備して8時の診察終了後直ちに開始するので、ウーは一晩お預かりしますとの事。
夜10時に病院から、手術で膀胱を開いて中を洗浄したとの電話連絡あり。
2000.3.3
夕方5時にウーを迎えに行く。8針縫う大手術だった。
結石も砂も無かった。。膀胱内の粘膜がはがれて尿に沈殿して詰まったらしい。原因は不明で単に「膀胱炎」としか言いようが無いが、何かの細菌が膀胱内に入り炎症を起こしたのでは?との事。先生の見立てではホルモン異常からくる免疫不全と何らかの関係があるようにも思えるが、
まずは膀胱炎をしっかり治す事が先決。先日もらった5日分の粉薬(抗生物質)を与えるよう指示あり。
2000.3.8
おしっこは出ているが、少量づつ数回に分けてしている。たまにポーズだけの事も。
薬が無くなったので病院へ。おしっこの回数をチェックして、おしっこポーズを続けてする様ならすぐ連れてくる様言われる。体重1.14kg・・少し減る。
2000.3.10
ウー、相変わらず頻尿。尿検査(スティック)は良好。潜血反応なし、pH低い。(一般にpHが高いと結石が出来やすい)
頻尿が膀胱炎からくるのか術後のつっぱり感のせいかは判別できないが、尿が出ていれば経過はまずまずではないかと言われる。8針中2針抜糸。
2000.3.11
朝起きたらウーがトイレポーズのまま固まっている!おしっこが全く出ていない!!餌ももどしてあった。泣きそうな気持ちになりながら病院へ駆け込む。午後から麻酔を掛けて尿を採る事に。悪ければもう一度膀胱を開く手術をする事になるかもと言われる。昨日の尿検査が良かっただけにショック。
4時、病院より電話。注射器で尿を採って、再手術はせずとの事。夕方ウーを迎えに行く。
尿に沈殿物あり。(膀胱の内膜か?)たぶんそれが詰まって尿が出なかったのだろう。
血液検査 とりたてて問題はなし
生化学検査 尿素窒素の値が高い…ちょっと尿毒症(尿が出なかったので仕方ないらしい)
総ビルビリン値は問題なし…腎不全の兆候なし
後日尿を採って分析センターで感受性の検査をして薬を変えるか決めようという事に。
2000.3.13
検査用の採尿をする。2針抜糸、残り4針。
2日ほど前から少々下痢気味。
2000.3.16
抜糸完了。体重1.24kg…少し増える。
分析センターより尿検査で菌は検出されなかったらしい。先生が不思議がっていた。
下痢気味うんちは続いているが、体重・食欲・尿の出具合等の経過はまあまあなので、今は下手に薬を変えない方が得策だろうと判断、しばらくは今の薬のままで。胃腸の病気にも使う薬で下痢にはなり難い物らしい。下痢は餌の所為?(ちょうどその頃低pH用の餌に切り替えた。pHは低すぎても良くないそうだ)何にしても今環境を変えるのは得策ではないらしい。
2000.3.23
夕べのウーはおしっこがなかなか出ず辛そうだった。数滴だけやっと出た。餌を少量もどす。とても心配。
今朝もさんざんふんばった末にやっと出る。量は割と出たが、心配なので朝一番で病院へ。ちょうど薬も無くなる頃だし。
病院でもおしっこをする。量と出方から判断して、それほど深刻な状況ではないらしい。
粉薬を、膀胱を洗浄したのと同じ薬に切り替える事に。一般的には今までの薬の方が効きがいいらしいが、尿検査で細菌が検出されなかった事からウーにはこちらの薬の方が効くかもしれないとの判断。薬の皮下注射もしてもらう。pHは相変わらず低い。夕べから尿が詰まり気味だったためか潜血反応あり。餌をもどしたのも、少量を一回だけであれば腎不全や尿毒症のためとは考えにくく、膀胱が胃を圧迫したとか発熱の為等の理由が考えられ、それ程心配する必要はないだろうとの事。変な兆候が出ないか、引き続き注意して様子を見る事に。
2000.3.26
昨日の夜からまたまたウーのおしっこが出ない。夜中と朝、餌をもどす。低く唸りながらトイレポーズを繰り返す。苦しそう。
日曜日で病院は休診日だが、電話でお願いして診てもらうことに。
膀胱に溜まった尿を吸い取るだけなんだけど、尿道が細いだけにこれが一苦労。麻酔薬を注射して(普段はこの上に麻酔ガスを加えるそうな)、小児科で赤ちゃんに使う細く弾力のあるシリコン製の注射針を尿道に差し込んで、生理食塩水(こんな字?)を入れつつ尿を注射器で吸い取る。ぼや〜っとしながらももがくウーをなだめつつ処置を進める先生。出てきた尿には細かい不純物がいくつも混じっていた。これで尿道が詰まっておしっこが出なくなるみたい。普通、手術の後は尿道にカテーテルを入れて垂れ流し状態にするらしいんだけどフェレットは猫用カテーテルでは太すぎて使えない、小児科用のシリコン注射針は短すぎて膀胱まで届かない、丁度いい代用品が無いらしい。少数派動物の治療にはこんな歯がゆい思いが常につきまとうのだろう。
3/11に続いて尿が詰まるのは2度目。前回よりは不純物の量は減ったらしい。膀胱炎は少しづつ良くはなっているみたいだが、やはり治りは遅い。ホルモン異常のせいで免疫力が低下しているのか。薬をもう少し強力なものに替えるそうだ。完治するまでに後何回おしっこが詰まるの?
2000.4.1
その後ウーのおしっこはまあまあ順調に出ている。薬をもらいに病院へ。
尿のスティック検査では、潜血反応ほぼ無し、pHは相変わらず。尿の濁りが無くなってきた事も含め、膀胱炎は順調に治まりつつあるのではないかとの事。このまま1〜2週間様子を見て、変な症状が無ければほぼ完治してると判断しても良いらしい。でも、その後はいよいよホルモン異常の治療を始める事に。まだまだ気は抜けない。
2000.4.8
ウー、おしっこの出具合に勢いが出てきた様子。薬をもらいに病院へ。
おちんちんの炎症は無くなる(前回は少し赤くなっていた)。潜血反応がほんの少しだがまだある様なので、もうしばらく今の薬を与えようということで、ぎりぎり効果があるまでに量を減らして8日分薬をもらう。たぶん膀胱炎の治療としてはこの薬が最後になりそうな気配。
2000.4.15
膀胱炎は落ち着いて来たと思っていた矢先、夕方ウーがおしっこが出なくて苦しそうな声を出しながらトイレポーズ。や〜〜ん、またぁ?!病院へ連れていく途中も苦しそうに唸りながらおしっこをしようと踏ん張って、食べた餌をもどしてた。危機的状況なのになぜか落ち着いている私。慣れってコワイ・・。
病院では又麻酔の注射をした後尿道から注射針を差し込み尿を吸い取る作業。やはり尿の中に不純物が漂っている。これが尿道につまったのだろう。膀胱内の炎症はまだ治まっていないのだ。元気そうに見えてもやはり小動物。ちょっとの気の緩みが命取りになってしまうんだね。徐々に快方に向かっているとはいえ、まだまだ油断できない。でも尿を吸い出した後のウーは落ち着いた様子。体重は1.46kg。ベストな体重になってきている。(ていうか、これ以上増えると太り過ぎ?)
2000.4.24
通院の度に尿のスティック検査をしてpHと潜血反応を調べるが、潜血反応は徐々に少なくなってはきてるものの、まだ若干陽性を示している。これが完全に無くならないと安心は出来ないそうだ。現在の薬は長い間投与し続けてはいけない類いの物なので薬を以前の物に替え、慢性の膀胱炎に効果がある消炎剤を加える事に。ウーのクッシング(ホルモン異常の症状)の治療も始めたいが、同時に違う治療を行うと治療法と効果の因果関係がはっきりしなくなるので、少しずらして行いましょうとの事。膀胱炎の手術をしてからほぼ2ヶ月が経つ。まだまだ治療は続く。頑張ろうね、ウー。体重は1.42kg。
2000.5.1
ウー、また尿が詰まる。でも病院で処置の準備をしている間に踏ん張って尿を出す。尿には不純物は混ざっているが濁りは無い。尿は自力でほぼ出し切った状態なので、膀胱の洗浄は行わない事に。しばらく詰まっていた所為か潜血反応は以前より増す。
消炎剤の量を増やし、いよいよクッシングの薬(+胃薬)も与えることに。
2000.5.10
フィラリアの薬を飲ませるため、ウーとモカ2匹とも病院へ連れていったが、フィラリアの薬はもう少し後でも良いとの事。だが、徐々にだが着実にクッシングが進行しているモカの状態を見て、モカにも投薬する事に。薬代、2匹で10日分6,615円。く〜〜〜。
2000.5.13
ウー、クッシングの投薬を始めてから13日。以前は毛の無い部分に触ると脂のせいかぺたぺたしてたのが、さらっとした手触りになる。逆なでするとごく短い毛が生えている様な感触。うぶ毛が生えた?
2000.5.20
先日(17日)、ウーがまた尿を詰まらせた。でもしばらく見ていたらなんとか自力で尿を出す。
今日の膀胱の触診の具合でも尿はちゃんと出ている様子。詰まりかけても自力でなんとかする様になってきていることから、膀胱炎はかなり改善しているようだ。抗生剤を1段軽めのものに変える事に。
ウー・モカ共、皮膚のたるみが少なくなった様に思えるとの先生の話。(毎日見ているとかえって気づかない事もあるよね)ウーは確実に毛が生え始めている。ちょっと薬の効き目が早すぎるらしい。直ぐ効きすぎると、投薬を中止したりまた始めたりするタイミングが難しくなるので、緩やかに効く方が安心ではあるそうだ。しばらくは薬を続けながら様子を見る事に。
2000.5.30
薬が無くなったので病院へ。ウー・モカ共、よく見ると判る程度に短い毛がうっすらと生えている。皮膚のたるみやシワも徐々に少なくなっているみたい。ウーはクッシングの薬を飲み始めてほぼ1ヶ月。これくらいの効きならさほど心配することも無いでしょうとの事。ウーの膀胱炎の薬を止めるタイミングの方が難しいらしい。もうしばらくウーもモカも薬はこのままに。ついでに今年初めてのフィラリアの薬を飲ませる。
2000.6.5
ウー、夜の11時に又おしっこが出なくなる!!一時間程ふんばり続け(ご苦労様でした)自力で尿を出す。4/15に病院で尿を抜いてもらって以来、何度か詰まっては(私が気づいただけでも3回)自力でなんとかしている。偉いぞ、ウー。でも、膀胱炎の薬はまだ当分続けなくちゃいけないんだろうなぁ。
2000.6.24
ウー、夜の8時頃おしっこが出ない様子。3時間ふんばって自力で尿を出す。
2000.7.2
昨日、あまり暑いのでウー・モカを北側の部屋へ移してクーラーをかける。
朝、様子を見るとウーがおしっこが出なくて苦しんでいる。夕べはちゃんと出てたのに…。今日は日曜日で獣医はお休み。ウーは痛さか膀胱が張る苦しさからか寝る事も出来ずに呻きながらふんばりポーズを続ける。夕方からはさすがに疲れたのかしばしハンモックで眠る事も。でも突然起きだしてはふんばりポーズを頻繁に繰り返す。
2000.7.3
獣医に診察開始と同時に飛び込む。
先生に説明して、直ちに尿を抜き取る処置をしてもらう。(慣れてきた所為か今回は麻酔無し)尿道に管を通して膀胱内に生理食塩水を注入しては注射器で尿と食塩水を吸い出す。尿の中には大小の黒っぽい異物(膀胱の内壁が炎症で剥れたものと思われる)が無数に漂っている。その異物がやってもやってもどんどん出て来る。(4/15からの2.5ヶ月分が溜まってたんだねぇ)異物がほぼ出てこなくなるまで続けること一時間。以前の3倍くらいは食塩水を注入したか。
検査をしても 菌は検出されず、なぜ膀胱の内壁が剥れてしまうかの原因が特定されないので、症状を見ながら手探りで治療していくしかないらしい。しばらく抗生剤を強めのものに変える事に。
2000.7.11
薬をもらいに病院へ。
ウーのおしっこの勢いは◎二重マル。薬をまた徐々に弱いものに切り替える事に。
2000.7.29
ウー・モカにフィラリアの薬を飲ませる。数日前よりウーが度々尿が詰まり気味 だったり水っぽいものを吐いたりする症状あり。
8/19~8/22に2匹を連れてキャンプに行く予定があるため、尿が詰まらなくても抜き取りの処置をしてもらえるか先生に聞く。返答は、それをすれば不純物で尿道が詰まるのは防げるだろうが尿道に異物を差し込んで作業をするため尿道炎になる可能性もあるので処置は必要最小限にしたいとの事。キャンプに行くぎりぎりまで様子を見て決断する事に。
2000.8.18
明日からキャンプ。我々の心配を感じ取ったのか、ここ数日ウーのおしっこの状態は先日までとはうって替わってとってもグー。結局尿の抜き取りは行わずにキャンプに出発。
2000.9.6
何事もなくキャンプから無事帰還 したのもつかの間、ウーが下痢で緑色のゼリー状のうんちをする。元気が無く熱がある。グリーンウィルスの名前がよぎったが、吐き気は無いし感染ルートも思い当たらず、ちょっと違う??
ほぼ丸一日ぐったりしていたが、夜にはちょっと食欲がもどったみたい。
2000.9.8
仕事のため病院へ連れていくのが遅くなる。でもウーのうんちの状態はかなり普通にもどる。
下痢の原因はわからないが、膀胱炎のため与えている抗生剤が効いて早く良くなったのかもとの先生の言葉。こういうの怪我の功名って言うの?
肝心の膀胱炎、ウーの尿の具合は驚くほど良くなってきた。勢いがあって、 一度に出す量も増えている。とうとう、膀胱炎の薬は中止する事に決定!!クッシングの薬はまだまだ続くけど、とりあえず一安心だね、ウーちゃん。
「ウーの膀胱炎日記」、ひとまずこれにて完です。
どうか「膀胱炎日記第2弾」なんぞ発表する事のありませんよ〜に。
手術費用や薬代、毎日の投薬(一日3回の時もあったし、苦い薬をむりやり注射器で飲ませたり…) などなど、病気になると飼い主もいろいろ大変だよね〜。だけど、やっぱり一番つらいのは物言えぬペットが苦しむのを見る事。こんな事が何度も続くなら…と正直安楽死が頭をよぎった事もありました。でもね、フェレットって根っからの楽天家。具合が良くなるとホント楽しそうに遊ぶし餌はおいしそうに食べるし、この子達を見てると「生きてるって素敵!」って恥ずかしげも無く叫びたくなる。
今回の膀胱炎騒ぎで、ウーがトイレポーズをするたびにゲージに顔をつけて尿の具合を見る癖がついてしまいました。おしっこが無事出てるのを確かめてはに〜んまりほくそ笑んでる図って、他人が見ると変な光景だよね。でも観察を怠って治療のタイミングが遅れる事(ウーが腹を切る羽目になったのは、ひとえにのんびりしてた私の責任です)を思ったら、人から変人と思われる事なんて「なんぼのもんじゃい」ですよ。こんな至らない母ですが、ウーちゃん、これからもよろしくね。
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