ペットの手作り食



僕、空(そら)でぇっす 。 ウェルシュ・コーギー・カーディガンの男の子。雑種と間違えられたり、コーギーなのに尻尾があると陰口をたたかれたりもするけれど、血統書だってあるんだぜ。お父さんはチャンピオン犬、立派な血筋なんだ。えっへん。でも、いつかは僕もお父さんみたいに立派なチャンピオンに・・なんて高望みはしちゃいけないや。なんせお世話係のみどぴょんったら筋金入りのぐうたら主婦。訓練どころかシャンプーやブラッシングもたまにしかしやしない。こんなんで僕、立派なカーディガンになれるのかなぁ・・。

カーディガンへの道

カーディガンを選んだ訳

カーディガンとは

カーディガンについて

フォトジェニック・空

空っちゃの写真集でぇす

 

動画UPしてみました。

 

空と雫のバトル‥じゃなくて
仲良く『ひっぱりっこ』してる様子です。

部屋が汚いのは見て見ぬ振りをしてね。
撮ると分かっていたら片付けといたのにぃ〜。

 

2004年早春、フェレットのウーが亡くなって一年半。ウチのダンナがとうとう寂しさに耐え切れずに「犬を飼おう!」と言い出した。我が家でのくつろぎの時間に自分を癒してくれる存在が欲しいと言うのだ。私では癒されないのか?‥という疑問はさておき、私とて動物の全くいない家庭というのは平和ではあるが物足りなさを感じていたところであり、犬を飼う事自体は反対ではない。
しかし最大のネックは動物嫌いの義母。一緒に住んでいる以上、お互いを接触させずに暮らすのは無理であろう。何より動物嫌いの人間が群れの中にいる状態で、迎える子犬が心身ともに健やかに成長してくれるであろうか?私の心配をよそにダンナはさっさと義母に「賢く穏やかな犬種を選び、ちゃんと躾をして、極力迷惑を掛けないから」と約束して、飼育の了承を得てしまった。・・約束するのはいいけど、躾・食事・排泄の世話・・・実際にやるのは誰なんだ?

犬を飼うことになり、早速犬種選びが始まった。
動物嫌いの義母との同居、マンションでの室内飼い、私自身が犬を飼った経験が無いという状況で、どんな成犬に成長するか判らない雑種を飼うのはあまりにも無謀だろうという事から純血種を選ぶ事になった。
小型犬は気が強い性質の犬が比較的多い事から極力避けようという事に。また不精な私の事、犬の手入れなどマメにやるはずが無い事は飼う前から判っている。不衛生にならないように耳はピンと立っている事、出来れば長毛の犬も避ける事、これが私からの要望。また、大型犬は性格の穏やかな犬種が多いが、病気の時などに私1人で抱えて車に乗せる事が出来ないのは困るので中型犬を中心に探す事に決定!

そして、紆余曲折の末に「ウェルシュ・コーギー・カーディガン」を我が家に迎える事となったのである。

紆余曲折ぶりを知りたい人は「カーディガンへの道」


初めて出会った時の空です。ね?おとなしくて賢そうな顔してるでしょ?

犬種の決定に2ヵ月ほど費やし、やっとカーディガンを飼う事は決まったが、まだ我が家のお迎え準備は全く出来ていなかった。子犬の飼育用品の購入、サークルやトイレの位置決め、必要な準備は一杯あったが、取りあえずブリーダーさんの様子だけでも見学に行こうとダンナにそそのかされ行く事となった。行った先には可愛い盛りの約2ヵ月のパピーカーディガンが3頭。見学だけで済むはずが無かった・・。
じつはまだ我が家で犬を飼う事に一抹の不安を抱いていた私。しかし、パピーを両手に抱きながら私の不安は徐々に期待へと代わっていた。いつの間にか「家で犬が飼えるだろうか」ではなく「どの子をお迎えしようか」で悩んでいたのである。どうやら私の気持ちを見透かしていたダンナの謀略にうまくハメられた様である。

3頭のパピーの中から空を選んだ理由。空はバイアイ(瞳の色が左右で違う事)でスタンダードに当てはまらない為、価格が他の子の半値だった。1番活発な子は他にいたが、活発すぎるより大人しい方が動物嫌いには馴染みやすいと判断して、あえてよく動くその子は除外。そして何より、空がいちばん知的で整った顔立ちをしていたのだ。まさかこんなオトボケお茶らけ甘え犬になるとは・・予想外であった。トホホである。
空を我が家に迎える事が決定。すぐ連れて帰りたい衝動をぐっと我慢し、まだ家の準備が出来てないため2〜3週間程で迎えに来るとブリーダーさんに告げその日は帰宅。しかし年度末で忙しい最中ではあったが、急ピッチでお迎え準備を進め、一週間後には空は我が家にいた。(笑)空、2ヶ月半の時であった。

さて、心配していた動物嫌いの義母との生活だが、何とかお互いに折り合いをつけて暮らしている。というより義母が不必要な犬との接触を避けているため、何事も起こらずに済んでいるといった方が正しいだろう。空に声を掛けたり、柵越しに頭をなでたりはしているが、それ以上こちら側に来ようとはせず微妙な距離感を保っている。
一見大人しそうに見える空の印象も同居には役立っているようである。ドッグランでのはじけ具合からは想像できないほど、家の中では雷にも近所の犬達の鳴き声にもほとんど反応せずにまったりと過ごしている。かと思えば義母の姿を見て尻尾を振って柵に飛びつき、好意をアピール。その甲斐あってか義母の認識では「大人しくかわいい犬」、疎ましい存在ではないようである。空をなでる手も最初は恐々だったが、最近ではかなり自然に手が出る様になった。すごい進歩といえるのだろう。
空は1日に数回挨拶程度の接触をするのみの義母の事をどう思っているのだろうか。群れの中でどんな位置づけになっているのか、一度聞いてみたいところである。

もし空がやたらと吠えたり人に攻撃したりという問題行動を起こす犬であったら、こんなにすんなりと義母との同居はできなかったはずである。犬を飼うのが初めての新米飼い主の我々の元でこんな真っ当に育ってくれたのは、ひとえに空の資質の良さなのだろう。「ウーとモカを最後まで看取った我々に、神様が遣わしてくれた子」・・臆面も無くそんな事を思ってしまう我々であった。
ただテーブルの上の小物を咥えて持ち去るイタズラは何とかならないものか‥。空の所為で数え切れないペンが壊され、大事な書類が無惨に引きちぎられた事もある。神様も我々の整理整頓の下手さまでは気づかなかった様である。